業務内容を教えてください。

主に中小型ラインでの、ドラム缶の内面塗装、メンテナンス作業等を担当しています。私が作っているドラム缶は、充填物を貯蔵するために利用いただいています。内装のコーティングをしっかりと行うことで、充填物の貯蔵が可能になります。担当する作業のなかで、なにから手をつけるべきか、どの缶を先に塗装するべきかなど、段取りを組んで、効率良く進める必要があります。

業務の難しいところはどこですか？

入社前は、ただ作業をしていれば良いと思っていました。しかし、入社してみると、ただ目の前の作業を行うだけでは遅延してしまうことを知りました。円滑に作業を進めるためには、まずなにをするべきなのか、順序を考えて実行する必要があります。複数ある作業のなかで、優先順位を決めて、作業の流れを考えるのが難しいところです。

入社を決めたポイントはなんでしたか？

就職活動をするなかで、自分には、コツコツと手を動かす仕事が合っているのではないかと感じました。そんなとき、ダイカンの求人が目にとまりました。ドラム缶についてあまり知らなかったため、会社のホームページを見てみました。ホームページには、商品紹介のページや、ドラム缶の作り方が動画で紹介されているページがあります。鉄製のドラム缶だけではなく、紙製のドラム缶やステンレスの缶など、缶にも種類があることを知り、興味をもちました。残業が少なくて、ワークライフバランスを大切にできるところも魅力でした。

学生時代にしていたアルバイトが、業務に役立っていることはありますか？

はい。デパートなどの施設で行われるイベントの接客と片付けをしていました。人と話すのが得意なタイプではなかったのですが、アルバイトをとおして、ヘルプが欲しいときには声をかけることができるようになりました。コミュニケーションが円滑にとれるようになったことが、今の業務に役立っています。

どのようなときに仕事のやりがいを感じますか？

自分の手でドラム缶の塗装をするときです。基本は機械で製造をするのですが、機械ですべての部分が塗装できるわけではありません。塗料がつきすぎているときには、なぜそうなったのかを考え、工夫していく必要があります。塗装技術は意外と難しいもので、まだ練習中の身でもあります。鉄のドラム缶はおおむね機械で完成しますが、メッキ缶の製造は錆止めのためにシーム（缶のつなぎ目）に、透明の塗料を人の手で塗ります。手間はかかりますが、1缶1缶自分の手で作りあげていることに、やりがいを感じます。

会社の雰囲気はどうですか？

優しくて気さくな人が多いです。休憩時間には、先輩社員の方々から得意な仕事を教えてもらえたり、ドラム缶の手直しのアドバイスをもらえたりします。また、努力をすると褒めてもらえます。社員の年齢層や勤務年数にあまり偏りがないため、上下関係が厳しくなく、少し内気な私にも会話のしやすい職場です。

制度や福利厚生について教えてください。

残業手当や役職手当はもちろん、住宅手当や家族手当もあり、充実しています。私がよく利用している福利厚生は、昼食代の補助です。昼食代の半分を会社が負担してくれるので、ボリュームのある食事や、副菜の小鉢を遠慮なく食べられて、バランスの良い食事を取ることができます。また、会社の制度として様々な表彰制度があるので、モチベーションUPにつながります。

今後の目標やビジョンを教えてください。

まだまだ未熟なため、まずは自分が中心になって、作業が遅れることのないように仕事を進めていきたいです。今の部署が好きなので、ここでサブグループリーダーを任されるように頑張ります。

ダイカンで働きたいと考えている人へのメッセージをお願いします。

工場勤務が未経験の人でも、1つ1つ簡単な作業からはじめていくので安心してください。先輩社員の手厚いサポートがあるので、専門的で難しそうだな、といった心配は不要です。「ドラム缶を作るって、ちょっとニッチで面白そう」と思ったら、ダイカンを選んでもらえればと思います。