会社情報

ごあいさつ

2019年(平成31年)4月25日、当社は創業100周年を迎えました。この長い年月、多くの困難を乗り越え事業を継続してきたことは、私ども従業員一同の誇りとするところです。すべてのお取引先、株主各社、そして歴代の従業員の皆様に、厚く御礼申し上げます。

1919年(大正8年)4月、当社の前身である大阪製鑵所は、当時の大阪市淀川区長柄浜通(現、北区長柄)で、固形塗料用小型缶の製造を開始しました。その後事業の発展に伴い、1935年(昭和10年)に株式会社に改組。また1939年(昭和14年)には、海軍の要請により200Lドラム缶製造に着手。1944年(昭和19年)には、海軍監督工場に指定されています。太平洋戦争で被害を受けながら、その後朝鮮動乱の特需により経営を再建。1951年(昭和26年)には、新たに制定されたJIS規格を取得。鉄鋼メーカー傘下のドラム缶メーカーが連続ライン建設を進めるのに対し、多様な缶製品を手がける独自路線を進め、1958年(昭和33年)にはファイバー缶製造に着手しました。またこの間、経営主体は創業家から安田火災(現、損保ジャパン日本興亜)グループに移りました。

 

1983年(昭和58年)、周辺再開発を進める大阪市に創業地を売却し、此花区島屋に新工場を建設。1994年(平成6年)に、それまでの通称であったダイカンに社名変更。1996年(平成8年)には、神戸製鋼所、住友商事が資本参加し、翌年念願の200L缶連続ラインを建設しました。そして現在、200L缶、中小型缶、ステンレス缶、ファイバー缶を製造・販売する総合容器メーカーとして、お客様の様々なご要望にお応えしています。

 

次なる100年を展望する時、成熟した国内市場、少子化、AI社会の到来など、環境激変が避けられません。お客様、社会のニーズも大きく変化することでしょう。こうした環境下、さらなる成長のためには新事業への挑戦が不可欠ですが、進出と撤退の歴史を繰り返すことはできません。保有する経営資源をもとに進路を精査し、効率の良い事業戦略を描く必要があります。容器事業を通じて社会の発展に貢献する。私どもはその経営理念を掲げて、更なる進化を遂げる所存です。関係者の皆様には、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

2019年6月